新郎の目線
結婚式は2人の人生の大切な一歩を歩み始める日。
2つの家族と家族が重なって一つになる日。
新婦が親元を離れ旅立つ日。
新婦両親が大切な娘を新郎に託す日。
新郎は様々な想いでタキシードに袖を通す。
今まで何十年も見てきた父の背中、父の様になれるだろうか。
どんな家庭を築けるだろうか。
そう想いを馳せている間に、言葉には出来ないくらい美しい新婦の姿が目の前に。
上手い言葉は言えないけれど、感動と共に温かい気持ちに満ち溢れる。
バージンロードには、新婦と新婦の父の姿。
2人が一歩一歩近づく。
新婦の手が新婦の父の腕から離れ、想いを託され、自分の腕に。
教会のステンドグラスから入り込む暖かい日差しがこの先の未来を明るく照らしているよう。
さあ2人で人生の一歩を歩き出そう。
ゆっくり一歩ずつ。