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ローズガーデンクライスト教会のスタッフによる公式ブログ。
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結婚式を「価値観」という観点で覗く

 

価値観:物事を評価する際に基準とする、
何にどういう価値を認めるかという判断―――――

辞書で引くと何やらむずかしい。

「価値観が合う」
結婚生活において、よく聞く言葉である。
たとえば外国の高級車って高いよね、と思うだけより
それを、 高いけど絶対欲しいから二人で頑張ろう、と思うのか
それは私たちには必要ないから安い中古車で充分だよねと 意見が一致するか、
あるいはその結論について片方のガマンとか、飲み込んだ思いはないか
そういうことなんだと思う。

結婚してから、その「価値観が合う」ということが
どういうことなのか、よくわかるようになった。

例えば買い物
私は、今すぐ必要じゃなくても、安かったら、ステキだったら、すぐ欲しくなる
彼は、さしあたって必要じゃないものはいらない。半額でもいらない。

私は、壊れてしまったものでも少し値の張るものは悩む。買うべきとわかっていてもためらう。
彼は、買うとなったら買う。今日買う、すぐ買う。

これだけでは全く価値観は合っていないのだと思う。
でも彼は、「私がいつか必要かも」と言い張って買ったものが
いずれ必ず役に立つことを知っているし、
私は、彼が買うと決めたものは壊れるまで使い続けることを知っている

結果、その両方のものを、「あの時あの金額で買ってよかったね」となり、めでたしめでたし。
大切なのは価値観を無理に合わせることじゃなく、
お互いが相手の価値観を受け入れて理解する事なんじゃないのかな、と思う。

価値観なんて、年齢も性別も育った環境も全く違う二人が、
ぴったり合わせられることの方が難しい。
高額になればなおさら、価値観の違いは気になってくる。

結婚式も同じ。
40万円のドレス。もっと安いの、あるのかもしれない。
でも、一生に一度、一番美しい花嫁を彩るかけがえのない一着と考えたら?
これこそが願い求めていた、恋焦がれていたドレスだったとしたら?

20万の映像。ほんとは写真で充分、なのかもしれない。
でも結婚式の日の幸せそうな二人のヒソヒソ話、
嬉しそうな家族の笑い声、遠くから集まってくれた友人の歓声と拍手、
つたないダンスのステップも、誰かのこぼれ落ちる涙だって、
もう一度見させてくれるたったひとつのアイテムだったとしたら?
高すぎるから、必要ないからと思っているのは自分だけかもしれない。
断わるのも簡単。頼まないのも自由。

でも40万のドレス、20万の映像、300円のプチギフトだって、
その価値を考えるとき、
今月とか来月の、高額な出費として、ではなく
その分母を、「一生」に広げてみませんか。
そう考えたときに二人がなんのためらいもなく
「いらない」と思えたら、きっとそれは二人に必要ない。

でも少しでも後悔するかもしれないと思ったら
もう一度、その価値 考えてみませんか。
二人の価値観がぴったり合わせられたら
その結婚式、きっと素晴らしいものになると、思うのです。

それではまた。

 

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