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ローズガーデンクライスト教会のスタッフによる公式ブログ。
教会での日々の出来事やお知らせ等を発信しています。

 

【ウエディングSTORY】僕の彼女ははらぺこガール

 

彼女との結婚を決めたのは
2015年4月4日  皆既月食の日。

ロマンチックとは程遠い
僕の結婚秘話。

付き合い始めた当初から 彼女は食べること好き、お酒好き。
いろんなお店を食べ飲み歩くということではなく
自分で色々こしらえるのが好きなようだった。
気取りも無く、お金のかからない毎日をお互いに心地よく過ごしていた。

彼女のとある特徴に気付いたのは付き合い始めて数ヶ月の頃。

コーヒーのドリッパーに残る泡を見て「美味しそう・・・」と言ったところから
僕は気が付き始めた。

彼女の世界は「食べ物」と「美味しそう」で回っているということに。

フワフワのタオルを「はんぺんみたい」
ギザギザの前髪を「ナスのへた」と笑い
僕の友人を「そらまめみたいな顔の・・・」
寒い中帰ってきた僕の鼻と耳は「赤ウインナー」にしか見えず
僕がひと目ぼれで手に入れた茶系ツートンカラーのバッグを見て
「イイね!しいたけカラー!!」

ムッとする僕の顔を見て慌てて「ごめんごめん間違えた!マツタケ!」
(キノコのランクに文句があるわけではない。決して。)

「まっちゃいろ」のお皿出してきてと言われ こげ茶の皿を探す僕
かみ合わないのも当然。濃い茶色の皿ではなく、
彼女が伝えたかったのは「抹茶色」だった。

とにかく日々の全てのたとえが食べ物基準、
それにすっかり気が付いていた2015年4月4日。
何年かに一度の皆既月食。

ぽっこり欠けた月を指差して、
「わー!あの月かじられたんだねぇ!ドラ焼きみたい!」

月食って確かに月が食べられると書くなとじわじわ笑いがこみあげてきて
この人とならきっと毎日楽しく暮らしていけるだろうとその時思った。

日々は過ぎ、あの日からもうすぐ一年
変わらない毎日の中、やっと結婚式場を探すことになった。

彼女は僕が見つけた教会を気に入ってくれるだろうか。
広いテラスに積もる真っ白なふわふわの雪を「わたあめみたいで美味しそう」と笑うだろうか。
並ぶアンティークの木のイスを「チョコレートみたい」と言ってくれるだろうか。
きらきらのシャンデリアを「飴玉たくさん」と驚いてくれるだろうか。

挙式中に彼女のお腹が鳴ったら・・・?

でも大丈夫。その後のパーティー会場では、
ローストビーフを目の前で切り分けてくれるし
カレーだって出るらしい。
なんといってもお菓子の部屋があるそうだ。

デザートビュッフェ

まずはブライダルフェアに予約。

スイーツ試食付・・・レストラン試食付・・・
教会音楽が体感できるフェアもある。

全部まわるのは無理だから、やっぱりここで結婚式、するしかないな。うん。

 

ブライダルフェア|ローズガーデンクライスト教会