Staff Blog スタッフブログ

ローズガーデンクライスト教会のスタッフによる公式ブログ。
教会での日々の出来事やお知らせ等を発信しています。

 

[ウエディングSTORY] マグノリアの花

 

 

マグノリアの花。

空に向かって咲くその白い花 こぶしにも似た、白い花。

私はこの花を街路樹としてではなく、

「マグノリアの花たち」という映画で知りました。

結婚式を間近に控えた娘と、その母親。

母娘二人が通う近所の美容院では、いつもの常連客のいつもの他愛無い話。

まるで家族のように、笑い合って文句を言い合って。

結婚式の髪形1つも、本人より周りの意見ばかりがうるさくて。

年齢も、家庭環境も全く違う女たちの、愛らしい、やかましい話。

 

公開されたのは1989年。

中学生だった私にとって、この映画が、初めての「大人の映画」でした。

ドラえもんでもなく、ディズニー映画でもなく。

大人の恋、大人の問題。

全てが理解できていたわけではないけれど。

結婚式の前夜に、新婦の家にこっそり忍び込む新郎に、今までになくドキドキしたり。

はっきり意味はわからないながらも、

悲しみや、痛みじゃない涙があるんだということを知ったり。

そこから、私の母は、私を大人の世界に仲間入りさせてくれました。

この映画が面白かったなら、きっとこれも好きよ、とたくさんの映画を教えてくれました。

中学から高校にかけて、本当にたくさんの映画を見ました。

私が自分で見つけた映画を、「これ観た?面白い?」と聞いても

母は答えてくれませんでした。

好みは自分だけのものだからと。まずは観てみなさいと。

だんだんと大人に近づく私に、

自分にはもう若すぎるからと、使わなくなった香水の瓶を手渡し、

いずれ自分の香りを決めておくこと、と言ったのもこの頃。

これくらいから始めたら?とくれた口紅は、

忘れもしない淡い色のクリスチャン・ディオール。

読んでおいたらきっと、役に立つわよと勧めてくれたのは、

夏目漱石や太宰治じゃない、

とってもステキな女性が書いた、大人の恋を描いた小説。

そうして私は、映画や小説の中でプロムパーティーを知り、

ブライズメイドを知り、外国のウェディングを知ることになるのです。

まさか自分がいずれ教会で働くことになるとは知らない17歳やそこらの私が、

大人の世界をどれくらい理解できていたか。

でもあの時抱いた強い憧れは今も、

春になってマグノリアの花を見るたび、鮮やかに蘇るのです。

もしも これから結婚式を迎えるあなたに。

憧れのお花、恋い焦がれた映画のシーン、何かを思い出す鍵になる香り、

それは私にとって例えばディオールの口紅だったりするようなもの、

そんな物が思い出の中にあったなら

ぜひ、プランナーに教えてくださいね。

 

 

フラワーコーディネート|ウエディングパーティ|結婚式

 

 

 

 

ブライダルフェア|ローズガーデンクライスト教会