写真のカタチ
こんにちは。
みなさまは「写真集」がいつ、どのようにして始まったかご存知でしょうか?
どのように定義するかで起源はまちまちのようですが、「複数の写真をまとめて、複製可能なもの」を最初に作られたのが1841年だそうです。
16世紀ごろに初めて投影機で映したものを人の手でトレースすることで絵画から実写に近く残すところから始まり、18世紀には銀塩を用いて印刷が可能になり、そして今のように手軽に写真を残し、印刷もキレイで早いものになりました。
(3Dプリンタのように立体まで複製できる時代です、きっと古代ギリシア人が知ったら驚きますね!)
今でこそ手軽に写真を残すことができますが、手軽すぎて、写真を撮っただけになっていませんか?
デジタルカメラやスマートフォンで撮影した写真はモニターの中でしか存在しない儚い存在です。
印刷することで写真が活き、更にアルバムとして製本されることにより、二人だけの物語が出来上がります。
一生に一度の結婚式はカメラのレンズ越しではなく、自分の目でしっかりと焼き付けて欲しいと感じます。
私達はお二人の素敵な結婚式を残すことは出来ても、その日の天気や風の匂い、お料理の味、握手したときの手の感触、嬉しい、楽しいという感情それは写真には残せません。
是非その一瞬一瞬の感情や感覚を記録では記憶に残してください。