結婚式に決めていること
結婚式の準備のスタートは一番楽しみにしていたウエディングドレスの試着だった
小さな頃から夢見ていたウエディングドレス
鏡に映る自分の花嫁姿は なんだか照れくさかった
でもずっと昔から決めていたことがある
それはおばあちゃんにもらったパールのネックレスを結婚式当日 身につけること
おばあちゃんにとって初孫の私は より可愛がられてきた気がする
成人式を迎える頃 大事にしてねって譲ってくれた
当時の私にとって「パールのネックレス」は何だか「おとなの証」のように感じていた
おばあちゃんはとってもおしゃれさんでいつもキレイに着飾る人
今は施設に入っていて車椅子生活になってしまったけど まだまだ気持ちは現役の女性
「そのカーディガンの色 ステキね」とか「スカート似合ってるよ」とか
ファッションチェックをしてくれる
そんなおばあちゃんだから 当日のネックレスにも気づいてくれるよね
「今まででいちばんキレイね」
そういってもらえるといいな