Pastor Message 牧師からのメッセージ

お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ

 

O God the Rock of Ages

先日妻と小旅行に行って来ました。

函館方面でしたが

元町界隈 ー 函たろう(回転寿司) ー

木古内道の駅 ー 千代の富士記念館 ー

松前城 ー トラピスト修道院 ー 函館山

ー 新幹線乗車(新函館北斗~木古内) ー

湯の川温泉 - 教会群 - 遺愛高校 - 五島軒

*五島軒のカレーとデザートは最高でした。

まだ桜の季節ではありませんが混雑を避けての気ままな二泊三日の旅でした。

今回の旅で福島町の大千軒岳で

今から379年目の1639年隠れキリシタンが松前藩によって弾圧され

106名もの方々が殉教された地であったことを初めて知りました。

北海道にも隠れキリシタンがいたのです。

毎年7月の最終日曜日には祈りと礼拝の時を持たれ

二か所に十字架が建てられています。

遺愛高校の宣教師館にも行って来ましたが

その創立の話を知り大変感動しました。

又五島軒の創始者の一人五島栄吉氏は

ハリストス教会でロシア料理とパン作りを学んだことも知りました。

旅を通して多くのことを学びますね。

さて私たち夫婦は29年前のこの4月中旬から教会活動をスタートしました。

来年30周年となるわけですが この間実に色々なことがありました。

喜びの日も 悲しみの日も・・・。

そんな時 次の実際にあった話を時々思い出します。

米国の西部開拓時代の一人の農民の話です。

「その年 その農民の畑は例年にない大収穫が予想されました。

ところが刈り入れを始める数日前にひどい雹が降り嵐に見舞われたのです。

畑は壊滅状態でした。

嵐が去って その農民は幼い息子と一緒に家の外に出てみました。

つい数日前まで美しく小麦が実っていたあの畑は面影がありません。

息子の目には涙がにじみました。息子はその農民である父の顔を見上げました。

絶望の言葉が父の口から出てくると思ったのです。

しかしその時父親は口を開き静かに感情を押し殺すように

古い讃美歌”O God the Rock of Ages”

*聖歌「神はとこよの岩」を歌い始めたのです。

少年はやがて大人になりました。

彼はあの日の出来事を回想してこう言っています。

『あの時 父が畑の上で歌った讃美歌こそ

私の人生で聞いた最も偉大な説教でした。

あの日 父は収穫すべき穀物のすべてを失ったのです。

しかしその瞬間が私の人生に

大きな転機を与えるきっかけとなりました。

父が実践した神への希望の信仰を私は目撃しました。』と。

29年どんなことがあってもギブアップしませんでした。

そしてこれからも神様が許される限りこの地で頑張るつもりです。

時々夫婦で旅をし息を抜きながら。