Pastor Message 牧師からのメッセージ

お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ

 

キリスト教結婚式⑤

9月に入りました。

先月は暑い日もありましたね。

私の住む家の近くには熊も出没しました。

*近所のおじさんが熊と遭遇し思わず怒鳴ったそうです。

「こんな所に出没して悪い熊だ!」

すると熊は振り向て返事をしたそうです。

「いいベア~!」

北海道の方ならご理解していただける牧師ギャグです。

9月は私たち夫婦の結婚した月です。

39年を迎えます。

さて前々回の続きです。

いよいよ花嫁の入場です。

聖歌隊とパイプオルガンの演奏は圧巻です。

パイプオルガンはハンガリーで

一年以上かけて創作されました。

当初船便で送られてくる予定でしたが

時間的に間に合わず空輸で運ばれて来ました。

ハンガリーからは3名の職人さんと

親方の奥さんと長男の方が来られ

教会の下にあるアパートに住み込んでいただき

一か月以上朝から晩まで

パイプを組み立ててくださいました。

実に頭の下がるほど熱心な取り組みでした。

ちなみに礼拝堂正面のステンドグラスも

ミラノの工房で制作され2名の職人さんが来られ

足場を組んでの大掛かりの作業でした。

丁度見学に行った時イエスさまが

十字架に架かられているステンドグラスが取り付けられており

とても感動したことを覚えています。

さて長くなりました。

花嫁の入場ですがよく「バージンロードを花嫁が歩く」と言いますが

英語圏の方が聞くと驚くと思います。

この”バージンロード”は和製英語で

英語で”aisle”(アイル)。

そうです。飛行機の内側の座席もそう呼びますね。

私たちの教会ではウエディングロードと呼んでます。

我が国のプロテスタント教会では

白色を使うことが多いようですが

欧米の教会では赤色が基本です。

色についでですが我が国は新郎も

白色のタキシードを身に着ける方がおられますが*勿論OKです。

欧米ではあくまで花嫁が主役で

花婿が白色ということはまずありません。

私も当然ガウンは黒色です。

かなり前英国のウイリアム王子の結婚式の時

新婦のキャサリンさんが入場の時

その姿を見たいけれども見ることができず

弟のヘンリーが代わり(?)にちらりと振り返る姿が

映し出されていました。

そしてキャサリンさんが横に来て

初めてウイリアム王子は新婦の姿を

見ることができました。

王子は満面笑みで何かキャサリンさんに

語りかけていました。多分「美しい~」でしょうか。

そうなんです欧米では式で初めて

花嫁の姿を見ることができるのです。

「欧米かっ!」っと突っ込まれそうですので

これ以降あまり「欧米では・・・」は使いません。

私たちの教会では入場曲に

・アベマリア(カッチーニ)

・アベマリア(マスカーニ)

・結婚行進曲(ワグナー)

の中から選ぶことができます。

ですから是非土・日・祝日に行われている

「体感フェア」に出席いただき礼拝堂のベンチに座われ

体感され選曲していただきたいと思います。

さてお待たせしました。

新婦の入場です。

いっしょに歩くのは

お父様 お母様 お二人で

伯父さま お兄様など様々です。

新郎は最初椅子に座って待機していただきます。

英国製の椅子で・・・

そこで待つご新郎は将来

少し遅くなったとしても出世するそうです。

「待機(大器)晩成」・・・。

さて新郎は新婦を迎えに行き

いよいよお二人で歩みます。

よくホテルなどで独自のステップがあるようですが

基本的に歩き方は自由です。

独自のステップは東京のホテルマンが

考えた歩き方と言われています。

歩く長さが短いのであのようなステップになったそうです。

さて二人で歩きますが

腕の組み方が逆になったり*力関係?

ベールを踏み最後の抵抗をされるお父さま

泣きながら歩くお父さま

新郎と頭をゴツンとしてしまったお父さま

とにかくお父さまは緊張されているようです。

最近ではベストマンやブライズメイドといった

新郎新婦のお手伝いをされる方々

フラワーガールやリングボーイなどで

お手伝いをしてくれる子供たちなど

教会式ならではの演出ですね。

実に雰囲気が和みます。

さあ新郎新婦が入場しました。