自分の行動に責任を取らせる
子どもが幼い頃から
自分の行動に責任を取らせることをしないと
未熟な大人になってしまいます。
「自分の行動には責任が伴うこと」を
子どもには充分教え込むべきです。
しかし、それができない親が多いのです。
例えば、十歳の子どもが万引きをして捕まっても
呼ばれた親がその子に変わってひたすら謝り続け
当の本人はどこ吹く風です。
自分の子どもが無免許運転で捕まっても
親が罰金を払ってしまいます。
可愛いわが子を苦しませたくない親心から
こんな風に子どもが当然とるべき責任を
取らせない親が珍しくないのです。
その結果、痛い思いを味わうことなしに
大人になってしまいます。
思春期になっても、困ったら
いつも親に助け出してもらわなければなりません。
どうしたら、この悪循環を断ち切れるでしょう。
言うまでもなく責任を取らせることです。
お弁当を忘れたら、親が届けてあげるのではなく
お昼は我慢させるのです。
朝寝坊したら、学校まで親が車で送ってやるのではなく
遅刻しても学校まで歩かせるのです。
もちろん、このやり方には行き過ぎがあってはいけません。
しかし、自分の無責任のつけを自分で払うことによって
子どもは、後々になって役立つ
貴重な教訓を学ぶことができるのです。
「家族のために」より*ファミリーフォーカス ジャパンの
許可を得て掲載