PASTOR BLOG 牧師からのメッセージ

お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ

2018.06.18

若き日の悩み

私の若き日に二つの悩みというか解決できないことがありました。

一つは「死」についてでした。

正直死に対する恐れがありました。

これは幼い時に可愛がっていた愛犬が散歩の途中野犬に襲われ

数日後に死んでしまうという大変ショックな幼児体験からくるものでした。

夜中に目が覚めて 暗い中

「死んだらどうなるのだろ~。飼っていた犬のように

暗い土の中にず~といなくてはならないのか」

などと考えたりしたものです。

しかし答えがないものですからやがて考えないこととし

忘れるようにしたのです。

高校時代親しい友人が何人かいずれもバイクの事故で突然亡くなり

やはりこの悩みは消え去りませんでした。

もう一つは18歳で北海道に来たくらいから

「真理」というものがあるのならば それを知りたいと思いました。

人生を築き上げる上での大切な土台

何があっても動かないもの 変わらないものを探していたのです。

そんな私がこのブログでも何回か記しているように

北欧デンマークの北端の田舎の教会で

一人の老婦人との出会いを通して神への信仰へと導かれました。

そしてそれと同時に上記の二つの悩みに対する回答を得ることができました。

クリスチャンになって変えられたことがいくつかあります。

①礼拝する者 賛美する者 祈る者とされました。

本来非常に飽きっぽい人間ですが日曜日の礼拝が喜びとなりました。

聖歌やゴスペルが愛唱歌になりました。

つぶやく者が祈る者とされました。

②心(魂)の深いところに平安が与えられました。

「あなたの罪は赦された」と言われたイエスの言葉が自分自身への言葉となりました。

③神の御手の中に人生が導かれているとの確信が与えられました。

日々の生活 結婚 仕事 子育てなど

色々な困難なこともありましたが同時に多くの祝福もいただきました。

④人生に使命・夢・ヴィジョンが与えられました。

これこそ若さの秘訣です(笑)。

⑤そして死で終わる人生ではなく死の向こうに

希望のある人生へと変えられました。

9月で65歳になりますがもし上記の悩みに対する答えなくして生きていたなら

今頃どこで何をし何を考えていたか・・・。

ただ神に感謝をしています。