PASTOR BLOG 牧師からのメッセージ

お知らせやイベント、日々の出来事を綴った牧師によるブログ

2015.11.02

置かれた場所で咲きなさい

 

先日テレビ欄を見ていると岡山のノートルダム清心学園理事長で

今年88歳になるシスターの渡辺和子さんが出演される番組を見つけ、拝見しました。

著書の「置かれた場所で咲きなさい」は160万部を

超える大ベストセラーになられたとか。

渡辺さんは若き日に海外留学・奉仕と活躍され将来を嘱望されていましたが、

帰国後30代半ばで派遣されたのは岡山という地方都市でした。

そしてすぐに学長に任命され様々な苦労を経験され、

うつ病にもなり自殺を考えるほどにまで、絶望のどん底まで落ちていってしまいました。

そんな時一人の宣教師の方が短い英語の詩集を手渡してくださったそうです。

その中の言葉が”Bloom where God has planted you”(神様が植えたところで咲きなさい)

というものだったのです。この一つの言葉によって渡辺さんは立ち上がることができたそうです。

放送の中で河野 進牧師の詩も紹介されていました。河野牧師(1904~1990)は

岡山の玉島という所の教会の牧師をされていました。同時に保育園の園長先生でもあり、

長島愛生園というハンセン氏病患者の施設での礼拝も導いておられました。

その詩とは

”天の父さま どんな不幸を吸っても はく息は感謝でありますように 

すべては恵みの 呼吸ですから” というものでした。

私は次の詩も好きです。

”ぞうきん こまった時に思い出され 用がすめば すぐ忘れられる ぞうきん

台所のすみに小さくなり むくいを知らず 朝も夜もよろこんで仕える ぞうきんに

なりたい”

 

人は言葉によって励ましと慰めを受け立ち上がることができます。

人は言葉によって傷つけ痛めつけられ不幸な人生を送ってしまうこともあります。