イソップ物語②

イソップ（ギリシャ名 アイソポス）はBC ６世紀頃の人物ですが

その生涯のことはほとんどわかっていません。

仏のラ・フォンテーヌ著の「イソップの生涯」によりますと

生まれつき顔は醜く奴隷の農民として働いていたようです。

奴隷から解放された後 持ち前の知恵を生かし

各地を旅しながら街頭で人々に話を聞かせていたようです。

数多くのイソップ物語の中でおそらく

私の一番好きなものは「ライオンの皮を着たロバとキツネ」です。

『ロバがライオンの皮をかぶって歩きまわり

動物たちをおどかしていました。

そのうちキツネが来たので

「あいつも脅かしてやろう」と考えました。

ところがキツネは声を聞いてすぐにロバの声だとわかりました。

「おあいにくさま僕だってお前の鳴き声を聞いたことがなければ

震え上がっただろうけどね」

頭の空っぽの人でもきれいに着飾って

踏ん反りかえっていると偉そうに見えますが

いったん話を始めるとたちまち正体がばれてしまうものです』

いかがでしょうか。

黙っていれば良いもののついつい余計なことを言って

失敗してしまうことがあるものです。

「あんなこと言わなくて良かった・・・」

と後悔した経験はありませんか。

言葉で失敗しない人はいません。

時に大きなことを言ったりして・・・

＊これはコンプレックスの裏返しですね。

聖書も舌の制御の困難さを語っています。

「私たちはみな 多くの点で過ちを犯すからです。

もし ことばで過ちを犯さない人がいたら

その人はからだ全体も制御できる完全な人です」

（ヤコブ３：２）

言いたくても今は心静かに状況の推移を

見守ることのできる心に余裕のある人になりたいですね。

・イースターコンサートには多くの方がいらしてくださり感謝いたしました。

７月にはキタラの専属オルガニストをお招きして

パイプオルガンコンサートを予定しています。

楽しみにしていてください。

・来週日曜日（２８日）午前１０時４０分～

ハワイのＹＷＡＭの方々をお招きして

「賛美ワーシップ」が行われます。

皆様を心から歓迎いたします！