エイプリルフール

長女がデンマークに声楽の勉強のために留学していた時（２０００－２０１０）

ある朝早くメールが入りました。

「お父さん　お母さん　祈って欲しい　コペンハーゲンの

インターナショナル　チャーチで知り合った一人のチェコの

青年からプロポーズされました。今からプラハに向かいます。来年結婚します」と。

私は寝ていた妻をたたき起こして　今すぐ国際電話を掛けるようにと言いました。

「一体何を考えているんだ。今まで何も知らせず　あまりにも急なことだ！」と。

そして寝起きのの家内が受話器を取ってダイヤルを回し掛けた時

ハッと気付きました。　「やられた～！そういえば今日は4月1日だ～！」

さっそく私はお返しのメールを送ろうとしました。

「あわてないで　お父さんとお母さんは今からプラハに飛行機で行くから　航空チケットと

ホテルはすでに確保したから空港で会おう」と。

しかしさすがにこれは強烈なので返信メールは止めましたが　妻は電話で「アイリーン

＊当時家で飼っていたラブラドール犬　に仔犬が１０匹産まれたよ～！」と言いました。

アイリーンは当時13歳　人間の年齢では８０歳くらいで　その数年前に子宮蓄膿症で

子宮を全部摘出していたのですが・・・。これには大成功で電話口で娘は「ワァ～すご～い！」

と驚き喜んでいました。家内と同様「単　純子さん」なのです。

高校を卒業してすぐにデンマーク語はまったくわからずにデンマークへ行った娘ですが

神様の恵みによって10年間声楽を学ぶことができました。今はローズガーデンクライスト教会で

歌っています。時間がある時は世界のあちらこちらに出かけているようです。

私も若い時は行動範囲は広い方でしたが　正直超えていますね。